よっしーブログ

日商簿記3級を応援するブログです

■法人税等

法人税等を中間申告、納付した時の仕訳
・A社は、法人税の中間納付を行い、税額100円について小切手を振り出して納付した。
借方         貸方 
仮払法人税等 100 当座預金 100

※年1回の決算の会社では、会計期間の途中で半年分の概算額を申告(中間申告という)し納付しなければならないことになっています。法人税額等の中間申告・納付額が概算であるため、仮払法人税等(資産)で処理します。

 

法人税等が確定した時(決算時)の仕訳
・決算の結果、法人税、住民税及び事業税が250円と計算された。なお、この金額から中間納付額100円を差し引いた金額を未払分として計上した。
借方               貸方 
法人税、住民税及び事業税 250 仮払法人税等 100
                 未払法人税等 150

※決算において、当期の法人税額等の金額が確定した時は、借方に法人税、住民税及び事業税を計上します。また、確定した金額と仮払法人税等の金額の差額は、これから納付しなければならない金額なので、未払法人税等(負債)で処理します。