■仕分の基本
簿記は、それぞれ簡単な用語(勘定科目)に振り分けます。
それらは資産、負債、資本(純資産)、収益、費用の5つグループに振り分けられ、それが貸借対照表と損益計算書に反映されます。
勘定科目と金額を使って取引を記録するメモを「仕訳」といいます。
・仕訳のルール
①仕訳には1つの取引を2つに分けて記入するルールがあります。
借方が左側、貸方が右側に記載し、借方と貸方の合計金額は一致させます。
借方と貸方には特に意味を深く考える必要はなく、そのまま覚えてしまいましょう。
例)
借方 貸方
備品 100 現金 100
②勘定科目が増えたら左右どちらかに記入し、減ったらその反対側に記入するというルールがあります。
(1)資産
資産の増加 xx 資産の減少 xx
(2)負債
負債の減少 xx 負債の増加 xx
(3)資本(純資産)
資本の減少 xx 資本の増加 xx
(4)収益
収益の消滅 xx 収益の発生 xx
(5)費用
費用の発生 xx 費用の消滅 xx
※5つの要素が増加した時のポジションとなりますので、押さえておきましょう。