よっしーブログ

日商簿記3級を応援するブログです

■貸倒れと貸倒引当金(当期に発生)

◇当期に発生した売掛金が貸し倒れた時
・得意先が倒産し、売掛金100円(当期に発生)が貸し倒れた。
借方       貸方 
貸倒損失 100 売掛金 100

※当期に発生した売掛金が貸し倒れた時は、貸倒損失(費用)として処理します。

 

売掛金受取手形の決算日における仕訳
・決算日において、売掛金の期末残高200円について、2%の貸倒引当金を設定する。
借方        貸方 
貸倒引当金繰入 4 貸倒引当金 4

 <貸倒引当金の設定額の計算方法>
  (貸倒引当金の設定額) = (売掛金受取手形の期末残高) × (貸倒設定率)
   4=200×2%

※貸倒引当金は、将来発生すると予想される売掛金受取手形の貸倒れに備えて設定する勘定科目で、資産(売掛金受取手形)のマイナスを意味する勘定科目なので、貸方に記入します。また、借方は貸倒引当金繰入という費用の勘定科目で処理します。