よっしーブログ

日商簿記3級を応援するブログです

■当座預金、当座借越(仕訳)

◇小切手を振り出した時の仕訳
・買掛金100円を支払うため、小切手を振り出した。
借方      貸方 
買掛金 100 当座預金 100

※誰が振り出したのかで小切手の処理が異なるので注意。
・自己振出小切手・・・当座預金勘定で処理
・他人振出小切手・・・現金勘定で処理

 

当座預金の残高を超えて引き出した時の仕訳
・買掛金150円を小切手を振り出して支払った。なお、当座預金の残高は100円であったが、ABC銀行と借越限度額200円の当座繰越契約を結んでいる。
借方      貸方 
買掛金 150 当座預金 150

※当座借越とは、銀行と当座借越契約という契約を結んでおくと、当座預金の残高を超えて当座預金を引き出すことが出来る。

 

・決算日において、当座預金が50円の貸方残高であるため、当座借越に振り替える。
借方      貸方 
当座預金 50 当座借越 50

※再振替仕訳
 決算日において、貸方の当座預金を当座借越(負債)に振り替えた時は、翌期首(翌期の期首)に前期の決算日に行った仕訳の逆仕訳をして振り戻します。この仕訳を再振替仕訳といいます。

 

・再振替仕訳
借方      貸方 
当座借越 50 当座預金 50